幻想体育祭(仮)3rd


もし幻想郷で体育祭が開催されたらたぶんこうなる(かもしれない)

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7.インタビュー。 天子ちゃん・衣玖さんへ。
8.紅組チアリーディング。 衣玖さん・勇儀姐さんによる。
9.障害物競走。 待ち受けるさまざまなトラップをかわせ。


夜の部。

ドッジボール。

午後から参加の方々にインタビュー。

文「御柱倒しにて見事に紅グループの柱を倒した、
午後の部から登場の比那名居天子さんです!」
天子「どうも!」
文「いやー、すばらしい動きでしたね。
ディフェンスもかなりの曲者ぞろいでしたが、まともに触らせずに一気に旗を奪いました」
天子「あんな人間風情に私を捕まえることなんかできはしません!」
文「守備陣に話を聞きましたが、『つかみ所がなかった』とのことでした」
天子「・・・なんだか気に入らないコメントね・・・まあいいわ。
私の出る競技は全部一番を取って、青組を勝たせてみせます!」
文「次は何に出るんですか?」
天子「二人三脚だけど・・・」
文「おお。誰とペアなんでしょう」
天子「まだ決まってないけど・・・あの胡散臭い妖怪とはやりたくはないわね」
文「あはは、でしょうねえ」


文「比那名居天子さんと同じく、
午後の部から登場の永江衣玖さんです」
衣玖「どうも」
文「細かい経緯は省略しまして、
今回はこういったイベントに参加していただきありがとうございます」
衣玖「最近は取り立てて危険な地震もありませんから・・・
休日にずっと寝てるのも何ですしね」
文「期待してますよーいろいろと」





「紅組チアリーディング」



文「紅組から参加のお二人に特別に
チアリーディングをお願いしました。
衣玖さん、素晴らしい踊りっぷりです。
それに反して勇儀さんは・・・
いささか恥ずかしげですが、
それがいいッ!」


「障害物競走」

阿求(実況)“あーっと、快調にトップを走っていた永江選手、梯子くぐりでつかまっているーーーッ!”
霖之助(解説)“これは彼女の美事なスタイルが災いしたようだね!”
阿求“はたして永江選手、後続が追いついてくる前にここを突破できるかーーっ!?”

阿求「あっと、永江選手やっと梯子を抜けたっ!
そして再び・・・っておっとーーーっ!」 

衣玖「!1!?11?!」 

霖之助「物理的に充分ありえることとはいえ、
これはアクシデントだね」 
阿求「この間に永江選手、他の選手に抜かれたっ!
そしてリポーター射命丸さんが永江選手の前に滑り込むぅー!」



写真撮影中の文を撮影!

―夜の部―


「ドッジボール」

阿求「夜の部最初の競技はドッジボールです。
レミリアさんたち吸血鬼も思う存分腕を振るえる、
ミディアンたちの時間がやってまいりました」
霖之助「このドッジボールは、
円形のコートを三分割して行われる三つ巴戦。
外野は誰がどこにいてもいいフリーゾーンだ。
チーム間の駆け引きが物を言うかもしれないね」
阿求「シュートはいかなる手段を用いてもよし。
スペルカードとともに打ち出すのもOKです。
あとは公式ルールに従います」

阿求「閻魔様の笛とともに試合開始です。
ジャンプボールは紅、
それをひろった美鈴選手のシュート!」

天子「うわっ、きた!」
アリス「まかせて!」

阿求「あっとアリス選手、
比那名居選手の前に出るや、
シュートを人形に反射させて勢いを弱め、
楽々キャッチ!
これはありでしょうか?」
霖之助「OKのジャッジが出たね。
彼女は人形遣いだから、人形の使用もOKと
いうことだろう」
阿求「これはひと筋縄では行かない戦いに
なりそうですね」



フラン「今度は殺す!いっけー!」

阿求「フランドール選手いったー!
炎の球が青組を襲う!」

天子「そんなもの私にはきかない!
今度は私がきっちりキャッチしt
へぶうっ!?」

阿求「ああっ、顔面にモロだァーっ!」
霖之助「何だか急に軌道が変わったような
気がしたが」
阿求「そうですか?よくわからなかったです」


天子「あなたの仕業ね!!!」
紫「あらあら何を。
無様な姿をさらしたからって、
それをを人のせいにするなんて」
天子「急に軌道と距離が変わったわよ!
スキマ使ったでしょう!!」

紫「何でも私のせいにしないで下さる?」


小町「もめてますが」
映姫「あの二人も懲りませんね。
まあ同じ組内のことですから、
不正というわけにもいかないですしねえ」
小町「味方同士でも信用ならないとは、
いかにもというか・・・」
映姫「まったくです。
もっとも、顔面はセーフなので、
彼女もそこだけは考慮したのでしょうか」
阿求「あっと霊夢選手、
またシュートをブロックです」
霖之助「すっかりくつろいでいるね」

美鈴「もうちょっと真面目にやってくださいよ!」
霊夢「吸血鬼姉妹に鬼二人がいるのに、
別に私が本気になる必要ないじゃない。
あんたこそもっと働かないと、
主人にどやされるんじゃないの?」
レミリア「美鈴!何油売ってるの!
さっさとボールを拾え!」
美鈴「は、はい〜・・・」
美鈴「はっ!!」
チルノ「え?こっち?ちょまっ、ぎゃっ!!!」

阿求「あっと美鈴選手、
黒組からのシュートを青組コートへ
ダイレクトボレー!
チルノ選手吹っ飛んだー!!」
霖之助「不意を突かれたね。
これが三つ巴戦の面白いところだ」
阿求「チルノ選手、プレイ続行不可能、
リタイアのようです。
コートから運び出されました」

レミリア「OK。たまには役に立つじゃない」
美鈴「あ、ありがとうございます」
レミリア「次はあのスキマ妖怪を狙ってみてくれ」
美鈴「え!?無理ですよ当たりませんって」
レミリア「どう防ぐのか見てみたい」
美鈴「・・・・・・」
リグル「いくわよー、私の必殺シュート、ナイトバグハリケーン!」
鈴仙「ひえぇ!」
小悪魔(外野対面)「(え?え?これ、みんな避けちゃったら、私が捕らないといけないわけ?)」
レミリア「霊夢、霊夢」
霊夢「何よ」
レミリア「ずっと座ってばかりも何でしょう、ちょっとは体を動かしなさい」
霊夢「えー、めんどくさい」
レミリア「チームリーダーの命令には従いなさい」
霊夢「はいはい。で、どうすればいいの?」
文「くらえー」
レミリア「あれ捕って。呪符で止めずに」
霊夢「えー?まあそんなに速い球でもないし、これくらい・・・きゃあああ!?」
レミリア「(決まった!良しッ!天狗、約束守りなさいよ!)」
文「(ふふふ、見た目は棒球でもその実超高速回転で真空刃を発生させる私の必殺シュート、かまい太刀の切れ味は抜群です!
ばっちり写真に収めさせていただきました!これをレミリアさんに提供するのはもったいないですが、
そういう約束でお膳立てをしていただきましたから、仕方ありませんねえ・・・)」


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